人の好みって時間とともに少しずつ変わっていくものだと思います。

例えば、食べ物の好みひとつとっても、昔は全く口にしなかったものが、いつの間にか好物になってたりします。

味覚だけでなく、ファッションや趣味、さらには人との付き合い方にも変化が生まれてきます。

特にセラピストを始めてから、自分の中での「好み」に対して意識的になる機会が増えたように思います。

お客様ひとりひとりが違う個性を持っていることに触れるたびに新たな気づきがあって、その影響で自分の感覚や価値観にも変化が起きている気がします。

以前は興味を持たなかったものに対して、今では面白さを見出すようになったり、逆に昔から変わらず好きだったものも、違う視点から見ることで新鮮さを感じることがあります。

好みの移り変わりは、ただの変化じゃなくて、成長や経験による深まりとも言えるかもしれません。

時を経ることで人は多くのことを学んで、その中で自分にとって大切なもの、心地よいものが少しずつ見えてくるんだと思います。

それが、好みの変化として現れるんじゃないかなって。

こうした好みの変化を楽しみながら、これからも日々新しい発見や感覚の変化に敏感でありたいと思ってます。

それは、お客様との出会いを通してさらに深めていける貴重な経験でもあるし、自分自身の成長を感じられる大切な瞬間でもあるなって思いました。